Future Earth アジア地域センター

写真1:TERRAスクール参加者は、Miro等オンラインツールを活用した講義やグループワークを経て、コース最終日には超学際研究プロジェクトの提案を行った。(2021年3月)

写真1:TERRAスクール参加者は、Miro等オンラインツールを活用した講義やグループワークを経て、コース最終日には超学際研究プロジェクトの提案を行った。(2021年3月)

写真2: Future Earth KAN-SSCP 国際ワークショップ「SDGsの達成にはなぜ持続可能な消費と生産のシステムが不可欠なのか」を開催(2020年2月

写真2:Future Earth KAN-SSCPミニ国際会議「COVID-19と持続可能性への変容」を開催。国内外から150名を超す研究者や実務者が参加した。(2020年5月)

Future Earth

Future Earthは、研究、イノベーション、そして社会との協働によって、持続可能な社会をめざす国際的な研究ネットワークです。地球研は、Future Earthアジア地域センターを運営しています。

Future Earthは、科学、行政、産業界、市民社会を結び、ともに持続可能な社会の実現にむけ、複雑な社会課題に取り組み、イノベーションや社会変容を起こすことをめざしています。また、環境と社会の多様な課題をシステムの視点からとらえ、複雑な地球のシステムと人間の活動の関係について理解を深めようとしています。気候、水、土地、海洋、生物多様性、都市、経済、エネルギー、健康、ガバナンスなど、重要なシステムについて専門的な研究をおこなうとともに、それぞれのシステム間の関係に注目し、分野を越えた包括的な研究にも取り組んでいます。こうして得られた知見によって、環境と社会、経済のつながりを明らかにし、科学的根拠に基づいた政策や戦略の立案を支え、持続可能な社会の実現に貢献します。「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: DGs)」や気候変動抑制に関する「パリ協定」などの国際的な合意目標の達成に資することも、Future Earthの活動の重要な目的です。

Future Earthの事務局は、5つの国際事務局(日本、アメリカ、フランス、スウェーデン、カナダ)と、アジア、南アジアを含め現在5つある地域事務局で構成されています。事務局は、研究プロジェクトの調整やマネジメント、テーマや地域を超えた協力、主要なパートナーとの連携など、Future Earthの運営を担っています。

地球研は、アジアにおける学際・超学際研究の豊富な経験を背景にFuture Earthのアジア地域センターに選出され、アジア地域の優先課題やニーズがグローバルなアジェンダに反映されるよう、地域とグローバルの動向をつなぐ役割を果たしています。また、アジアのパートナーとのネットワークを充実させ、対話のためのプラットフォームを提供し、アジアにおけるFuture Earthの活動を推進しています。これまでに、Future Earthアジア地域センターは、Future Earthアジア委員会の設立、南アジア地域オフィス(インド、バンガロール)の設置や、中国、韓国、台北、インド、オーストラリア、モンゴル、フィリピン、日本における国・地域レベルのネットワーク設立を支援し、アジアにおけるFuture Earth の推進ネットワークの充実を図っています。また、アジアに焦点を当てたFuture Earth の研究プログラム、Sustainability Initiative in the Marginal Seas of South and East Asia( SIMSEA)、Monsoon Asia Integrated Research for Sustainability-Future Earth(MAIRS-FE) やHealth Investigation and Air Sensing for Asian Pollution(Hi-ASAP) の活動を支援しています。

私たちは、Future Earth in Asia国際ワークショップの開催やアジア学術会議におけるセッション開催などをとおして、アジア地域の研究ネットワークの充実や研究計画の開発を進めています。また、2019年以降、アジアの若手研究者を対象にした超学際研究の人材育成コース、TERRA スクール(Transdisciplinarity for Early careeR Researchers in Asia School)を企画・実施しています。スクールは、Future Earthや地球研の超学際研究の経験をいかし、超学際研究の理論と実践を、講義やワークショップ、現場の研究協力者との交流を通して学べるよう設計されています。さらに、Future Earthの「科学的根拠に基づく持続可能性への道筋」事業に関し、フィリピンのワークショップを支援する他、他のアジア諸国への展開も推進しています。

Future Earthは、社会との知の共創のしくみとして、「知と実践のネットワーク」(Knowledge-Action Networks:KANs)を設け、超学際研究を推進しています。Future Earthアジア地域センターは、「持続可能な消費と生産のシステム」に関する「知と実践のネットワーク」の事務局としてその活動を主導し、国内外の多くの研究者や実践者とともに研究活動を展開しています。2020年5月には、「COVID-19と持続可能性への変容」をテーマとした国際会議をオンライン開催し、国内外の研究・実践コミュニティから多くの参加者を得ました。

最新情報は、Future Earthアジア地域センターのウェブサイトやFacebookでご覧いただけます。

関連研究

受託研究(RISTEX)[2014-2016年度]

フューチャー・アース構想の推進事業
「日本が取り組むべき国際的優先テーマの抽出及び研究開発のデザインに関する調査研究」

研究代表者:谷口 真人


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